学校行事

旧生徒会長挨拶（第44期）

　これまで春日高校は、先輩方が多くの伝統を繋ぎ築き上げてきました。それを受け継ぎつつ、コロナ禍の新しい形と融合させていくことは容易なことではありませんでした。ですが、そのような大きな壁も、私の手を取り皆さんが支えてくれたおかげで乗り越えることができました。

　生徒会長という立場に立って気づいたことを、2つ皆さんにお伝えします。

　1点目は、「見えないところで努力をしている人がたくさんいる」ということです。私は1年次から生徒会に所属し会長の仕事を近くで見てきたつもりでしたが、いざ生徒会長になってみるとその仕事量と責務に圧倒されました。しかし同時に、歴代の会長の計り知れない努力を感じました。これは生徒会長に限らず、春日生は様々なところで努力を惜しまない人たちだと思います。これからも自分のため、また学校のために努力を重ねていってください。

　2点目は、「多くの人に支えられている」ということです。この1年間は皆さんの支えがなければ成立していなかったと感じていて、春日生の人柄の良さに何度も助けられました。本当に感謝しています。皆さんの生活の中にも必ず支えてくれている誰かがいるはずです。勉強や部活動と多忙な日々を過ごす中にも、そのような人たちの存在を忘れず感謝をすることのできる春日生でいてほしいと思います。

　最後に、これからは2年生が中心に学校を引っ張っていくことになります。新生徒会はより良い春日高校へ向け皆さんを引っ張っていくと確信していますが、それには春日生全員の協力が不可欠です。ぜひ皆さんで44期を超えていってください。

　全校生徒の皆さん、先生方、そして生徒会執行部の皆さん、1年間本当にありがとうございました。

新生徒会長挨拶（第45期）

　私は演説で皆さんに「春日高校にさらなる磨きをかけ、全員が誇れる春日高校を創る」ことをお約束しました。これからの1年を通して、有言実行できるよう精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。

　3年生の先輩方、今まで私たちを引っ張ってくださりありがとうございました。先輩方の、行事に全力で取り組む姿はとてもかっこよかったです。先輩方が作り出す一体感や熱狂的な雰囲気は、私たち後輩や周囲を巻き込む力がありました。来年に向けて、私たち後輩にたくさんの刺激を与えてくれました。先輩方がみせてくださった背中を追いかけ、超えていこうと思います。

　さて、1・2年生の皆さん、いよいよ代替わりの時がやってきました。生徒会は、私たち執行部だけでなく、春日生全員がその一員です。本日、新生徒会スローガンの発表もあります。私は「みんなで学校を創っていきたい」と思っています。今日がその第一歩です。一人一人が新生徒会スローガンや委員会の話を真摯に受け止めることでその一歩はとても大きなものとなります。みんなでいいスタートを切りましょう。