4月9日(月)、春日高校体育館にて「第41回入学式」が挙行され、新入生440名が、校長から入学を許可されました。
第41回入学式
この日は、朝のうちは気温が低かったものの、午後に向けて快晴となり、春らしい陽気に包まれました。校門に咲く八重桜に迎えられて、新しい制服に身を包んだ新入生が登校してきました。
新入生の初登校
校長は式辞で、これまでの勉強と高校で学ぶことの違いについて話されました。「不同意、つまり簡単には同意しないという覚悟が、勉強するときには大切なのです。もっとわかりやすく言えば、『なぜ? どうして?』と、立ち止まる習慣を付けることです。勉強は作業ではありません。勉強とは、『なぜ? どうして?』と脳を回転させて、突き詰めていく過程のことをいうのです。高校に入学するに当たり、まずそのことをしっかりと肝に銘じて欲しいと思います。」と述べ、新入生を激励しました。
式辞を述べる校長
また、新入生代表の生徒(春日南中学校出身)は、「校訓の『自主 創造』のもと、高い志を持ち、その実現に向け、勉強や部活動に全力で励みます。そして、今こうして春日高校生となったことの感激と感謝の念を忘れずに、高校三年間を送ることを誓います」と宣誓しました。
新入生宣誓を述べる代表生徒
式典後、吹奏楽部の演奏で、在校生による校歌披露が行われました。校歌を披露したのは、バドミントン部、バレーボール部、バスケットボール部、生徒会執行部。団旗は野球部が掲げました。春日高校の誇りを胸に、力強く校歌を歌いあげると、会場は大きな拍手に包まれました。
2・3年生による校歌披露
入学式および体育館行事終了後は各クラスで初のホームルームが行われました。担任や副担任の先生方からのお話があり、晴れて高校生活のスタートです。
昨年度40周年を迎えた春日高校は、次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出します。春日高校41期生は、「挑戦」を学年スローガンとして、チャレンジ精神と向学心を基盤とする志を涵養し、「春日高校五常」をとおした人間性や、確かな学力と思考力、健全な心身と社会性を育成していきます。いよいよ、きらめく高校生活の始まりです。
横断幕・立て看板は書道部が揮毫
正門で新入生を迎えた立て看板や体育館ステージに掲げられた横断幕などは、春日高校書道部の3年生が揮毫した作品です。先輩たちも心から新入生の入学を祝福しています。
書道部が揮毫した横断幕
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