中学校よりも高度な内容を学習する高校の授業。高校生はどんなことを勉強しているのでしょうか。今回は1年生の数学Iの授業を見学します。
単元
数学I 2次関数
今日の目標
クラス全員が2次関数の最大値・最小値を求める応用問題を解けるようになり、さらに、友人に説明できるようになることで問題の理解を深める。
授業の内容
中学校では、比例、反比例、1次関数や2乗に比例する関数を扱います。特に、 についてグラフの特徴と増加・減少、関数のとる値の変化の割合について学習します。
高校の授業では、2次関数 を扱います。
前回の授業までに、2次関数の最大値・最小値の求め方を学習しました。今回は、応用問題に挑戦します。
あらかじめ、生徒は参考書の問題を各自で解いてきています。まずはペア・ワークで、自分が解いた答案を見せたり、質問したりしながら相手に説明し、問題の理解を深めていきます。
ちなみに、授業前半では次のような問題を解いています。
2次関数 について
となるような の値を求めよ。
ペア・グループで問題の解き方を確認したあと、4人組のグループになって、さらに解き方や考え方を深めていきます。お互いに教え合うことで、多くの生徒の理解が深まっていきました。
グループで話し合ったあと、代表生徒がクラス全体に解き方を説明します。このとき、書画カメラ(実物投影機)を使って、プリントをスクリーンに大きく映し出して、解き方を全員に説明していきます。
生徒同士で説明し合う活動を通して、2次関数の応用問題を解けるようになりました。
授業ノート
「自分のノートにまさる参考書はない」――この授業を受けた春日生のノートを見せてもらいました。今回はプリント学習だったので、プリント(授業後半の問題)の様子です。
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