福岡県立春日高等学校 第43回大運動会

GALLERY第43回大運動会写真集

令和3年度「第43回大運動会」は新型コロナウイルスまん延のため中止となり、9月16日に校内で代替行事が行われました。 このページでは、リーダー研修から代替行事に至るまでの過程を、写真とともに時系列で紹介します。

Photos by 春日高校写真部

リーダー研修(6月29日)

実行委員や各ブロックのセクションリーダーを対象にした「リーダー研修」が行われました。従来は研修施設に宿泊して行っていましたが、新型コロナウイルスの影響で昨年と今年は校内で実施。通常は卒業生を招いて仕事の進め方などを教わっていましたが、今年はZoomを利用したリモート研修となりました。

ブロック結団式(7月13日・15日・16日)

大運動会の結団式。従来は全ブロックが体育館に集合して行っていましたが、新型コロナウイルスの影響で昨年と今年はブロックごとに日程を分散して実施。7月13日に赤ブロック、15日に青ブロック、16日に黄ブロックの結団式が行われました。結団式では各ブロックのセクションリーダーの紹介や、ブロックテーマの発表などが行われます。

準備・練習(7月19日~30日)

係の生徒を中心として、大運動会の準備・練習が本格的にスタートしました。応援団の演舞練習、チアのダンス練習、バックボードの制作など、9月11日の本番に向けて、通常通りの準備・練習を進めていました。しかし、この頃から福岡県での新型コロナウイルス感染症新規陽性者数は次第に増加していました。

第1回机上リハ(8月5日)

本番当日の流れや人員の動きを確認する「机上リハーサル」を多目的ホールで実施しました。この頃はまだ緊急事態宣言の発出前であり、当初予定していた9月11日の本番には新型コロナの状況も収束に向かっていることを想定して、できる限りの準備を続けていました。

福岡コロナ特別警報・緊急事態宣言発令(8月5日・20日)

7月末から福岡県でも新型コロナウイルスの新規陽性者数が200人超となり、8月には初めて1000人を超えました。8月5日に県独自の「福岡コロナ特別警報」が発令されました。これにより、福岡県教育委員会は8月6日以降の運動会等の学校行事(練習を含む)の中止を各学校に要請。本校もそれにしたがい、大運動会に関する準備や練習をすべて中止しました。それでもなお、福岡県の新規陽性者数は増加の一途をたどり、8月20日には福岡県も緊急事態宣言の対象地域となりました。

春日高校では、8月25日に始業式を迎え、2学期がスタートしました。しかし、緊急事態宣言の渦中であることから、分散登校や短縮授業の措置を取ることになりました。依然として大運動会の練習や準備は中止のままでした。

8月下旬頃から、大運動会実行委員を中心に、代替案の協議が始まりました。

代替行事へ向けた準備(3年生)(9月6日~10日)

実行委員やセクションリーダーによる度重なる協議の末、代替行事の実施を決定。3年生のリーダーを筆頭に、代替行事へ向けた準備にとりかかりました。通常開催に比べればかなり縮小された規模になりますが、3年生にとって最後の学校行事。また、後輩たちへ伝統を引き継ぐためにも、タブレット端末やスマートフォンの動画撮影機能を活用して、先輩から受け継いできたノウハウを記録に残していきました。リーダーたちは最後の力を振り絞ってがんばりました。

代替行事へ向けた準備(全学年)(9月13日~15日)

特別時制を編成し、代替行事へ向けた準備が本格化しました。3年生のリーダーが中心となり、全学年で参加する人文字、3年生によるダンス・集団行動の練習に取り組みました。

代替行事(9月16日)

応援団の演舞、チアリーダーの動画撮影のほか、大運動会終了式、ブロック解散式などが行われました。代替行事の動画は後日、保護者・中学生向けの限定公開ページで公開します。