春日学術研究会とは

正式名称

春日学術研究会(Kasuga Institute of Academics) 通称:K.I.A.プロジェクト

春日学術研究会の発足の流れ

「グローバル社会の到来に鑑み、地球規模の課題解決や社会貢献に強い意欲を持ち、将来国際社会で活躍する生徒の育成を目指す」べく、本校生徒の希望者を募り「ノーベル賞の世界へ跳び込んでみよう」プロジェクトが平成27年度からスタートしました。

平成27年度は、京都大学のオープンキャンパスや京都の大企業や文化財の研究に向けて学習会をおこない、希望者の中から「京都ハイレベル研修」と称して2泊3日の研修を実施しました。

平成28年度に『春日学術研究会』と改名し、1年生と2年生の中から希望者を募り、本校主催の『京都ハイレベル研修』への参加を募りました。さらに、難関大学入試問題研究や高大接続事業に積極的に参加することで、高い知的好奇心をもつ生徒の学びの欲求を満たすべく年間をとおして様々な活動を行ってきました。

春日学術研究会の活動基本方針

春日学術研究会の活動は、端的に言うと『学びの部活動』という位置づけです。平成27年度から、将来国際社会で活躍する生徒の育成を目指すプロジェクトの一環としてリニューアルしました。年間の活動をとおして、上級学校や先端企業の研究に触れることで学習意欲の向上やチャレンジ精神の醸成を目的としています。

具体的な方針としては、以下のとおりです。

  1. 校訓『自主 創造』の原点となる生徒を育成し、考えることの重要性を認識させる。
  2. 様々な活動をとおして、日々の学習活動への意欲の向上やチャレンジ精神の醸成を目指す。
  3. 学力や知的好奇心のさらなる伸長を目指し、難関大学合格を目指す。
  4. 難関国立大学への進学を目指して学習に取り組み、現在の世界の問題にも目を向け、将来世界に羽ばたく人材を育成する。
  5. 多様化する大学入試に対応できるように、外部英検や各種資格について積極的に取得をさせる。

以上を、基本方針にして活動しています。

活動内容とコースの紹介

平成30年度からは、生徒の希望に沿ったきめ細やかなコースを準備しました。
→特に高校3年生では春日学術研究会で身に付けた能力や様々な資格や経験をもとに、推薦入試やAO入試に対応できる生徒を育成します。

具体的なコースは、以下の2つのコースです。

  1. アドバンスト  イングリッシュ  コースAdvanced English Course (通称:A.E.コース)
  2. ナチュラル  サイエンス  アンド  エンジニアリング  コース
    Natural Science and Engineering Course (通称:N.S.E.コース)

※生徒の興味・関心により、上記の1か2、もしくは、1と2の両方を生徒が選び、そのコースの活動を実施しています。

A.E.コースの活動内容の紹介

  1. 福岡県英語ディベート県大会への出場
  2. 春日祭開祭式での英語ディベートステージ発表
    (九州大学留学生を審査員として招きました。)
  3. 九州大学筑紫地区キャンパスで学ぶ外国人留学生との交流会
  4. 全国英作文コンテスト等へのコンテスト参加
  5. TOEIC等の外部英語検定の受検対策

※A.E.コースの参加生徒は、どの活動に参加するかの希望調査も取ります。

N.S.E.コースの活動内容の紹介

  1. 九州大学QFC-SPや科学技術コンテスト等の外部キャリア形成事業への参加
  2. 数学検定や危険物取扱試験等の外部検定の取得
  3. 九州大学筑紫地区キャンパスの研究室への訪問
  4. 難関大学大学入試問題研究
  5. 東京大学遠隔講座への参加
  6. 京都大学の先生をお招きしての講演会の実施

※N.S.E.コースの参加生徒は、どの活動に参加するかの希望調査も取ります。

春日学術研究会の生徒の進路先

ハイレベル研修に参加した生徒や春日学術研究会に所属した生徒の中から平成28年度から平成30年度の3年連続で大阪大学に現役合格者を輩出しました。

春日学術研究会ポスター

春日学術研究会の活動内容などをコンパクトにまとめたポスターです。

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