8月5日(日)に北九州市立響ホール(北九州市八幡東区)で行われる「第9回湧き上がる音楽祭 in 北九州」(北九州国際音楽祭市民企画委員会主催)に、春日高校吹奏楽部1年生の栗山かなえさん(春日野中学校出身)が、クラリネット奏者として出演します。
同音楽祭は、プロの演奏家と、音楽を専門的に学ぶ学生による演奏会。NHK交響楽団や九州交響楽団などで活躍された山下一史氏が指揮者をつとめ、北九州グランフィルハーモニー管弦楽団と4名のソリストによるコンチェルトが奏でられます。栗山さんは、クラリネットのソリストとして、「クラリネット・コンチェルティーノ」(ウェーバー作曲)を演奏します。
栗山さんは、クラリネット奏者として活躍する母親の影響を受けて、小学4年生でクラリネットを始めました。中学3年生のときに、第8回福岡吹奏楽連盟管打楽器ソロコンテスト中学生の部総合1位吹奏楽連盟理事長賞を受賞。第28回すみれ会音楽コンクールソロ部門1位福岡市文化芸術振興財団賞、第20回日本ジュニア管打楽器コンクール全国大会第1位金賞など、受賞歴多数。
今回の音楽祭は、母親の紹介でオーディションを受け、出演が決まりました。将来はプロ奏者を目指しているという栗山さんは、「(指揮者の)山下先生とのコンチェルトは一生に一度しかないような大舞台。将来に向けて大きなきっかけになると思うので、聴いてくださる皆様に全力で自分の音楽を届けたい」と意気込みを語りました。
開演は15時(開場14時30分)。入場料(前売り)は一般3,000円、学生(高校生以下)1,500円。チケットは、響ホールなどで販売中。
春日高校吹奏楽部で活動する栗山さん(=写真中央)
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