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【美術部】共同制作(実物大の模写)「白馬の森」~春日祭出展作品

最終更新日 [2011年6月21日]  

 

平成23年度春日祭 美術部共同制作「実物大の模写」

 

題 名 : 「 白 馬 の 森 」

 

(1972) 152cm × 223cm  長野県信濃美術館東山魁夷館蔵

 

作 者 : 東 山 魁 夷

 

(1908 ~ 1999)

 

 

東山魁夷氏の作品は画集、教科書、その他の印刷物などで誰もが1度は見たことがあると思います。しかしながら本物はなかなか目にすることができません。小さな画面ではなく画家が描いた本当の大きさで見てみたいものです。そこで私たち春日高校美術部は、実物大の模写に挑戦しました。実物は日本画で岩絵の具で描かれたものです。岩絵の具は顔料(絵の具の粉)として岩石などをすり潰して粉にし、それらに膠を糊として混ぜ、絹地に描くものです。少しずつ少しずつ絵の具を重ねて描いていきます。

 

今回の模写制作では、岩絵の具で描くことは技術的に難しいので私たちはその岩絵の具の代わりにアクリル絵の具で描きました。岩絵の具の質感を表現するのはとてもむずかしいのですが部員一丸となって春休みから描き続けてきました。どうそごゆっくりご覧ください。

 

 

【東山魁夷】

 

横浜生まれ。1929年に21歳で第10回帝展に初出品して以来、1956年に日本芸術院賞、1969年には文化勲章を受章するなど数々の栄誉に輝く現代日本画壇におけるもっとも著名な画家といわれている。

 

この作品は1972年に描かれた「白い馬の見える風景」の18点の作品の中の1つである。「白い馬は何を表わすのか」という問いに対して東山魁夷は、「白い馬は私の心の祈りを表わしている。描くこと自体が祈りであると考えている私ではあるが、18点の風景のすべてに白い馬を添えたのは、よほど切実なものがあってのことである。」と答えている。

 

 

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