第37回大運動会

大運動会のウラ側

第5回 熱中症対策サポーター~保健委員長

体調不良者が少なくなるように保健委員みんなで協力する
保健委員長
(板付中学校出身)

大運動会は9月に行われますが、まだまだ残暑が厳しく、熱中症も懸念されます。体調不良ができるだけ少なくなるようにと、救護係として奔走する保健委員長にお話を伺いました。

水分補給や塩分をとることで熱中症予防してほしい

保健委員長は大運動会の実行委員として仕事をしているようですが、どのような仕事をしているのでしょうか。また、どのようなところに仕事のやりがいを感じますか?

保健救護係として、救護の仕事と大運動会期間の熱中症対策に関する仕事をしています。準備期間に各クラスの仕事の担当割を考えて委員会で説明したり、仕事を協力してもらっているホームルーム委員と整美委員と打ち合わせをしたりして、準備期間がとくに忙しかったです。

保健委員長になってみないかと先生に声をかけていただいたときはうれしかったです。中学校では生徒会に入っていたので、高校でも何かやりたいと思い、引き受けました。

保健委員長になったときに、先生から「自分ひとり頑張っても自分だけがきついだけだから、周りの人を動かせるようになりなさい」と言われました。最初はうまく人に任せることができなかったのですが、仕事に慣れてくると、どの仕事を任せていいのかがわかるようになり、周りの人たちも自分から手伝ってくれるようになりました。ひとりで頑張るのではなく、みんながいることを忘れずに協力して活動するようにしています。

人をまとめることは大変ですが、まとめられたときは達成感を感じます。

熱中症対策に関する仕事をしているということですが、保健委員会からは、各クラスに氷を持ってくるように指示をされていますよね? あの氷は何に使っているのでしょうか? また、各ブロックで氷砂糖や塩昆布も持参しているようですが、そのような指示もしているのですか?

各クラスに持ってきてもらっている氷は、氷水で体を冷やすために使ってもらっています。

各ブロックが持参している塩昆布や氷砂糖は、こちらで指示をしたのではなく、代々受け継がれてきた習慣だと思います。

氷をチェックする保健委員長
毎朝、集まった氷の数をチェックしている=2015年9月7日撮影

熱中症にならないために気を付けてほしいことを教えてください。

基本的なことをすれば、十分に予防できると思います。水分補給や塩分をとることなどをしっかりやって、熱中症を予防してほしいです。

最後に、大運動会への意気込みを教えてください。

春日生全員で大運動会を成功させたいので、そのためにも大運動会当日だけでなく練習期間中も体調不良者ができるだけ少なくなるように保健委員みんなで協力して頑張ります。

全校生徒の前で話す保健委員長
全校生徒に対して熱中症対策に関する連絡をすることもある=2015年9月2日撮影

大運動会当日、ご来校される皆様におかれましても、熱中症対策として水分・塩分、帽子などをぜひご準備ください。

[大運動会のウラ側]