【大運動会のウラ側】第1回テーマや賞状書きで運動会を支える～書道部

大運動会のウラ側

書道部部長

(三筑中学校出身)

結団式で掲げられるテーマを揮毫したり、各クラスに配布される賞状を書いたりしているのは春日高校書道部のみなさんです。書道部として携わる大運動会について、書道部部長にお話を伺いました。

結団式で掲げられたテーマ「結晶」を揮毫したときのことを教えてください。

結団式の3日前に依頼があったのですが、台風の影響で(結団式の)期限が前倒しになったので、練習する暇もなく、約1日で完成させました。

私が大きい字を書くのが初めてだったので、どのように書けばいいのか全くわからなかった点に苦労しました。だから、先生や先輩方からアドバイスをもらいながら、私が今できる最高の作品を書きました。

毎年、書道部が大運動会や春日祭のテーマを書いているので、歴代の作品に恥じないように書き上げたいという気持ちで書きました。

書いた字が全校生徒の前で披露されたときどんな気持ちになりましたか？

はじめは、どんな反応をしてもらえるのか不安だったのですが、実行委員長からも褒めていただき自信が持てました。

結団式で披露された「結晶」の二文字=2015年7月16日撮影

毎年、大運動会の賞状を書いているそうですが、大変なことはありますか？

生徒会や実行委員から書く内容を聞き、部員で分担して書いています。たくさんの賞状を書くので、文字の大きさを合わせることが難しいので大変です。

中学生の体験入学に向けて制作中の書道部ポスター。「賞状書き」も立派な活動内容だ。=2015年7月28日撮影

最後に、大運動会への意気込みを教えてください。

書道部としてテーマや賞状を書き、大運動会に携わることのできる貴重な経験をさせていただけているので、感謝の気持ちを持ち一生懸命頑張ります。

日常的に揮毫の練習をしている書道部。各行事で出される賞状の名前書きは書道部が担当している。春日祭(文化祭)では、吹奏楽部とコラボした書道パフォーマンスも披露している。